chatGPTによってライター業は仕事を失うと言われている。実際にどうなのか春日部のまちづくりをテーマにchatGPT3.5(無料版)に質問してみた。
質問1
『人口20万人の地方都市の自治体を活性化していくための方法を10個考えてください』
回答
地方都市の自治体を活性化するためには、様々なアプローチが考えられます。以下に10個の方法を挙げてみましょう。1.地域資源の活用
地元の特産品や観光名所、歴史的な文化遺産を活用し、地域の魅力を発信するプロモーションを行う。観光産業の振興を通じて地域経済を活性化させる。2.地域イベントの開催
地元のイベントや祭りを大々的に宣伝し、観光客を呼び込む。地域の特色を活かしたイベントやフェスティバルを開催することで、地域への関心を高める。3.産業クラスターの形成
特定の産業分野に特化し、クラスターを形成する。産業の連携や専門知識の集積により、新たなビジネスチャンスを創出する。4.地域の教育・研究施設の強化
大学や研究機関と連携して産学連携を推進し、地域の教育と研究の拠点を育成する。これにより、人材の育成と新しい技術の導入を促進する。5.ワーク・ライフ・バランスの提供
魅力的な住環境や福祉施設の整備を進め、地域への居住を促進する。仕事と生活のバランスを重視する人々を惹きつける。6.スタートアップ支援
ベンチャー企業やスタートアップを支援し、新しいビジネスの創出を支える環境を整備する。資金調達や専門アドバイスの提供を行うことで、起業家を育てる。7.規制緩和と行政改革
繁雑な行政手続きや規制を緩和し、ビジネスの立ち上げや展開を容易にする環境を整備する。市民の声を受け入れるオープンな行政改革を行う。8.地域交流の促進
地元住民や外部の人々が交流する場を提供する。コワーキングスペースやコミュニティセンターを設立し、アイデアや情報の共有を図る。9.地域振興プロジェクトの展開
地域の魅力を最大限に引き出すためのプロジェクトを展開する。公共施設や環境整備、観光資源の開発など、地域振興に直結する取り組みを行う。10.地域への投資誘致
企業や投資家に地域への投資を呼びかける。税制優遇やインセンティブを提供し、新たなビジネス展開や雇用創出を促進する。
ごく一般的だが、春日部と限定していないので、一般的な回答となったといえる。そこで地名を追加して、1について再質問してみる。
質問2
『埼玉県春日部市で次の「地域資源の活用: 地元の特産品や観光名所、歴史的な文化遺産を活用し、地域の魅力を発信するプロモーションを行う。観光産業の振興を通じて地域経済を活性化させる。」の取り組みを行うには、どのような方法がありますか。10個考えてください。』
回答
埼玉県春日部市で地域資源を活用し、観光産業を通じて地域経済を活性化させるための方法は次の通りです。1.特産品マーケットの開催
地元の特産品を集めたマーケットやフェアを定期的に開催し、地域の美味しい食材や商品を紹介する場を提供する。2.観光名所のPR
春日部市内の観光スポットや自然景観を魅力的にPRするウェブサイトやガイドブックを制作し、観光客を誘致する。3.歴史・文化ツアーの開催
市内の歴史的な建造物や文化遺産を巡るガイドツアーを企画し、参加者に地域の歴史と文化を体験させる。4.地域フードイベント
地元の飲食店や屋台を集めたフードフェスティバルを開催し、地元の食文化を楽しんでもらう。5.地元クラフト展示会
地元のアーティストやクラフトメイカーによる展示会やワークショップを開催し、地域のクリエイティブな一面を紹介する。6.観光情報センターの設置
観光客向けの情報センターを設置し、地元の観光スポットやイベント情報を提供する。7.地域PR映像の制作
春日部市の魅力を伝えるプロモーション映像を制作し、SNSやYouTubeなどで配信する。8.体験型アクティビティの提供
地元農家での農作業体験や工芸体験、料理教室など、観光客が地域の活動に参加できるプログラムを提供する。9.地域フェスティバルの開催
季節やテーマに合わせた地域フェスティバルを開催し、地元住民と観光客が一体となって楽しむ場を提供する。10.地元商品のオンライン販売
地元特産品や工芸品をオンラインで販売し、地域外からも購入できる仕組みを整える。
あまり深堀ができたように思えないので、さらに質問してみる。
質問3
『埼玉県春日部市で「特産品マーケットの開催: 地元の特産品を集めたマーケットやフェアを定期的に開催し、地域の美味しい食材や商品を紹介する場を提供する。」の取り組みをするには、具体的などんな特産品を集めて、どのような場所でマーケットやフェアを行うといいですか。3つ考えてください』
回答
埼玉県春日部市で特産品マーケットやフェアを開催する際には、地域の魅力を最大限に引き出す特産品を選び、魅力的な場所で行うことが重要です。以下に3つのアイデアを提案します。1.春日部野菜と加工品マーケット
特産の新鮮な野菜や果物、それらを使用した加工品を集めたマーケットを春日部市内の公園や広場で開催します。春の季節には苗や花の販売も行い、農産物の魅力を伝えます。2.春日部手作りクラフトフェア
地元のアーティストやクラフトメイカーが手作りのアクセサリーや雑貨、陶芸品などを展示販売するイベントを、市内のコミュニティセンターやイベントスペースで行います。地域のクリエイティブな才能を紹介します。3.春日部和菓子と抹茶フェスティバル
春日部市内で作られる和菓子や抹茶をテーマにしたフェスティバルを、市内の寺院や公共施設の庭園で開催します。和菓子の試食や抹茶体験、和の文化を楽しむイベントを展開します。これらの取り組みによって、地域の特産品を活用し、地元住民や観光客に楽しい体験と新しい発見を提供することができます。選ばれる特産品や場所は地域の特性や需要に合わせて検討し、成功への一歩を踏み出してみましょう。
これ以上の回答が望めないとあきらめ、最後の質問をしてみる。
質問4
『春日部市の特産の新鮮な野菜や果物、それらを使用した加工品はどんなものがありますか』
回答
春日部市は農業が盛んな地域であり、様々な新鮮な野菜や果物が特産とされています。また、これらの農産物を使用した加工品も多数存在します。以下に春日部市の代表的な特産野菜や果物、およびそれらを使用した加工品をいくつか紹介します。
特産野菜
春日部だいこん:大根の一種で、辛味が少なく甘みがあり、漬物や煮物に利用されます。
春日部ねぎ:長ねぎの品種で、風味豊かで食べごたえがあり、あらゆる料理に使われます。
⇒聞いたことがなかったので調べてみると、「春日部だいこん」も「春日部ねぎ」も春日部特有のブランドや品種、特産といったもので存在は確認できなかった。
特産果物
いちご:春日部市はいちごの産地として有名で、特に冬季から春季にかけて美味しいいちごが収穫されます。
ぶどう:夏から秋にかけて収穫されるぶどうは甘くてジューシーで、地域の代表的な果物です。
⇒嘘ではないが、春日部の果物で梨の紹介がないのがおかしい。
春日部市HP「主な農産物の種類と収穫期」では、
「ナシ、ブドウ、カキ、キウイフルーツ、プラム、サツマイモ、タケノコ、トマト、お茶
年間、ギンナン、イチゴ、ミカン」
となっている。
加工品
だいこん漬物:春日部だいこんを使った甘酢漬けや辛子漬けなど、多彩な漬物があります。いちごジャム:新鮮ないちごを使用したジャムは、パンやスイーツに添えて楽しまれます。
ぶどうジュース:春日部産のぶどうを使用したジュースは、地域の風味を楽しめる一品です。
これらの特産品は、春日部市の農産物の美味しさや個性を引き出し、地域の魅力を広く紹介するのに役立ちます。地元の特産品を活用したイベントやマーケットを通じて、地域の農業と食文化に触れる機会を提供することも考えられます。
⇒嘘をベースに同じようなことを繰り返している。
ちなみに次の質問では、嘘だらけの珍回答。
質問5
「春日部市内の観光スポットや自然景観を人気順に10個あげてください」
回答
春日部市内の観光スポットや自然景観を人気順に以下に10個挙げてみましょう。ただし、最新の情報は提供できないため、あくまで一般的な評価に基づいています。
春日部市立博物館: 地域の歴史や文化に関する展示を通じて、春日部の歴史を知ることができます。
⇒春日部市に博物館は存在しない。
大和田緑地公園: 自然に囲まれた公園で、四季折々の花々や広場が楽しめます。
ときわ公園: 広大な公園で、遊具やスポーツ施設、バーベキューエリアがあります。
岩間山公園: 山の頂上からの景色が素晴らしく、ハイキングコースも人気です。
こじゅうりんの丘: 芝生広場や動物との触れ合いが楽しめる公園です。
太陽公園: キャンプやバーベキューが楽しめる公園で、自然豊かな環境です。
⇒春日部市内にこれらの名称の公園はない。
鹿島神社: 歴史ある神社で、参道や拝殿が美しいとされています。
⇒春日部市内に同名称の神社はない(鹿島社)
夢の島公園: 大規模な公園で、スポーツや散策に最適な場所です。
夢見が丘公園: 花壇や景観が美しい公園で、のんびり過ごすのにぴったりです。
⇒最近できた「夢の森公園」はあるが、散歩はともかくスポーツができそうな場所ではない。花壇はまだ整備中で美しいといえるほどではない。
亀田の池公園: 池や遊具がある公園で、家族連れに人気のスポットです。
⇒親水公園(大池親水公園、薬師沼親水公園)はあるが、池公園というのはない。
これらの観光スポットや自然景観は、春日部市内での楽しい過ごし方や自然の美しさを楽しむのに最適な場所です。ご訪問の際には最新の情報をご確認いただくことをおすすめします。
このように事実に基づかない嘘の回答を自信をもって進めてくるのが、chatGPTの現状のようだ。
【結論】
具体的な質問がすべての観光スポットが春日部にないものだった。具体的な話になればなるほど、嘘(事実と異なる回答)になり、現実的には使えない。考え方も一般的なものなので、企画の参考になるかというと難しい。
仮に提案しても「そんなことは、もうとっくに考えている!」と言われてしまうだろう。
少なくとも、chatGPTの回答だけで完成原稿を作るには、まだ足りないレベルといえる。もちろん、有料版のchatGPT4となると違ってくるかもしれない。