2023年になった。
春日部駅の鉄道高架事業が認可されたのが2021年12月17日。すでに2年がたった。用地の買収や関連する工事は進められているが、今年は利用する立場として一つの変化があるとしになる。
それが春日部駅東口の仮駅舎の使用開始だ。埼玉県のホームページによると2022年度中の使用開始に向けて工事を進めているという。実際に現在の駅舎に直結する通路がほぼ完成している。
また、富士見町地下道の東口側出入口の工事も行われていて、2023年夏場に切り替え予定となっている。
ほかにも春日部商工会議所の跡地にはスーパーや医療機関、ハローワークなどが入る複合施設が整備されることとなった。さらに市営の温水プールを整備する方針も打ち出された。温水プールに関しては、現在パブリックコメントを募集している(2022年1月4日まで)。
2022年は変化が実感できる年になってくるだろう。
ハードウエアの整備とともに、コロナ禍以降顕著になった地域のつながりのほつれを、どこまで解消できるかが問題だろう。市内で働く多くの人は、市街に出勤する。だから平日の変化に気づくことが難しいし、どこか「変わっていくんだ……」という他人事感がでてきてしまう。
休日しか市内で過ごさない市外勤務者をフォローするような情報発信を心がけていく必要があるだろう。