6月23日(日)、24日(日)と春日部駅の立体交差事業についての説明会が開催された。
春日部市のHPや広報かすかべで周知されており、会場はほぼ満席。多くの市民が関心をもっていることが確認できた。その内容をあいさつ、事業説明、質疑応答の3パートで以下にアップした。
春日部駅付近連続立体交差事業及び関連する都市計画について(あいさつ)
春日部駅付近連続立体交差事業及び関連する都市計画について(説明)
春日部駅付近連続立体交差事業及び関連する都市計画について(質疑応答)
今回は、あくまで事業の説明とのことで、内容は動画などをみてほしい。
そのあと原案の閲覧、公聴会、計画案の提出、審議、決定という流れになるとのこと。そして決定したら、計画用地の設定や用地の買収などがあり、それらが完了してから建設事業がスタートするという。
建設期間は最短で12年。というか、12年を目指して頑張るというもので、それより伸びる可能性も否定できない。
なかなか先が長い事業になる。
事業決定までスムーズにいっても、用地買収はそこに住んでいる人たちがいる以上、なかなか進まないのは誰が見てもわかること。市の都合で家を立ち退けというのは、そうそう納得できるものではない。
春日部の東西がつながる日はまだまだ遠い。
またかつて春日部市のHPで掲載されていた計画スケジュールはHPからも削除されている。係員に尋ねたところ、そのときは伊勢崎線6線、野田線2線だったため(現在は伊勢崎線6線、野田線4線)、計画そのものが変わったため、ないものと思っていいとのことだった。
しかもその計画やスケジュール表もHPから削除されている。過去の取り組みやデータは経緯を知る上でも市民にとって貴重な情報だ。ないものとして取り下げるという市の姿勢は、臭いものに蓋をするようで正しいとはいえない。